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Figma初心者ガイド|デザインツールを使いこなしてUIを作る基本

暮らしとお金のカフェ 編集部

Figmaの基本的な使い方をゼロから解説。インターフェース・基本操作・コンポーネント・プロトタイプ作成まで、デザイン未経験者でもFigmaでUIデザインを始められる入門ガイドです。

この記事でわかること

Figmaの基本的な使い方をゼロから解説。インターフェース・基本操作・コンポーネント・プロトタイプ作成まで、デザイン未経験者でもFigmaでUIデザインを始められる入門ガイドです。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。日々の暮らしをちょっとよくするためのヒントを紹介します。

「ウェブサイトやアプリのデザインをしてみたい」「エンジニアとデザイナーの間でコミュニケーションを取りたい」「副業でウェブデザインを始めたい」——Figmaはこれらのニーズに応える、現在最も広く使われているUIデザインツールです。無料から始められ、インストール不要でブラウザで動作するため、今日からすぐに始められます。

Figmaとは:デザインのスタンダードツール

FigmaはブラウザとデスクトップアプリのどちらでもUIデザインができるツールです。2020年代に入って世界中のデザイナー・エンジニア・プロダクトマネージャーに爆発的に普及しました。

Figmaが選ばれる理由

特徴 内容
ブラウザで動作 インストール不要。MacでもWindowsでもすぐ使える
リアルタイムコラボ 複数人が同時に同じファイルを編集できる(Google Docsのデザイン版)
コンポーネント管理 一度作ったデザイン要素を繰り返し使えて一括変更も簡単
プロトタイプ機能 画面遷移のインタラクションをデザインだけで作れる
開発者向け機能 エンジニアがCSSコードを参照できるInspect機能

価格プラン

  • 無料プラン: ドラフトファイル無制限・3つのプロジェクトまで
  • Professionalプラン: 月額12ドル・コラボ機能フル活用
  • 個人利用であれば無料プランで十分

Figmaの基本インターフェースを把握する

Figmaを開くと3つのエリアが表示されます。まずここを覚えましょう。

3つのパネル

左パネル(Layers / Assets)

  • Layers: 画面上の全要素が階層構造で表示。要素の選択・表示切り替えができる
  • Assets: 作成したコンポーネント・カラーやスタイルのライブラリ

中央(Canvas)

実際にデザインを作業する場所。フレームや図形を配置して画面を作ります。

右パネル(Design / Prototype / Inspect)

  • Design: 選択した要素のサイズ・色・フォントなどを編集
  • Prototype: 画面遷移のインタラクションを設定
  • Inspect: エンジニアがコード(CSS等)を確認するための情報表示

基本のショートカットキー

操作 Mac Windows
選択ツール V V
フレーム作成 F F
矩形作成 R R
テキスト T T
全体表示 Cmd Shift H Ctrl Shift H
ズームイン Cmd + Ctrl +
ズームアウト Cmd - Ctrl -
手のひらツール H(またはSpace押しながら) 同様

ショートカットを覚えることで、作業スピードが格段に上がります。まずV・F・R・Tの4つを優先して覚えましょう。

フレームと図形の基本操作

フレーム(F):画面の枠を作る

Figmaでは「画面」をフレームとして作成します。

  1. Fキーを押してフレームツールを選択
  2. 右パネルに表示されるプリセット(「iPhone 14」「Desktop 1920×1080」など)を選択
  3. またはCanvasにドラッグして任意サイズで作成

矩形・テキストの追加

  • 矩形(R): ボタン・カード・背景など、基本的な四角形
  • 楕円(O): 円形の要素・アイコン・アバター
  • テキスト(T): クリックして文字入力。右パネルでフォント・サイズ・色を設定

色の設定方法

要素を選択して右パネルの「Fill(塗り)」をクリック。カラーピッカーで選択するか、HEX値(例:#3B82F6)を直接入力します。

オートレイアウト:要素を自動で整列させる

Figmaの最も強力な機能のひとつが**オートレイアウト(Auto Layout)**です。要素を縦または横に並べ、間隔・パディングを自動管理します。

オートレイアウトが便利な場面

  • ボタン: テキストの長さに応じて幅が自動調整される
  • カードリスト: アイテム数に応じて自動伸縮する
  • ナビゲーションメニュー: 項目を追加・削除しても自動で整列

設定方法

  1. 整列させたい複数の要素を選択(Shift+クリック)
  2. 右クリック→「Add Auto Layout」、またはShift+Aで適用
  3. 右パネルで「間隔」「パディング」「並び方向」を設定

レスポンシブデザインに対応したUIを作るときに特に役立ちます。

コンポーネント:繰り返し使えるデザインパーツ

コンポーネントは「一度作ったデザイン要素を繰り返し使えるようにする」機能です。

なぜコンポーネントが重要か

例えばボタンを100か所使ったデザインを作ったとします。後からボタンの色を変えたいとき、コンポーネントなら「メインコンポーネント」を1か所変更するだけで、100か所すべてが自動更新されます。

コンポーネントの作り方

  1. ボタンなど繰り返し使う要素を作成
  2. 右クリック →「Create Component」
  3. または要素を選択してCmd+Alt+K(Mac)/ Ctrl+Alt+K(Win)

コンポーネントの使い方

左パネルの「Assets」タブから作成したコンポーネントをドラッグしてCanvasに配置するだけ。これが「インスタンス」です。インスタンスを変更してもメインコンポーネントには影響しません。

プロトタイプ:インタラクションを追加する

Figmaのプロトタイプ機能で、「ボタンをクリックしたら次の画面に移動する」というインタラクションを追加できます。コードなしでアプリの動作を疑似体験できます。

プロトタイプの設定手順

  1. 右パネルの「Prototype」タブを選択
  2. 画面遷移を設定したいボタン等を選択
  3. 青い円を次の画面(フレーム)にドラッグしてつなぐ
  4. インタラクションの種類(クリック・ホバー等)を設定
  5. 右上の「Present(▶)」ボタンでプレビュー確認

クライアントへのプレゼンや、チームでのUI確認に非常に便利です。

エンジニアへのデザイン受け渡し

Figmaの「Inspect」機能で、エンジニアがデザインを実装するのに必要な情報(サイズ・色・フォント・CSS)を確認できます。

Inspectの使い方

  1. エンジニアにFigmaファイルのURLを共有(閲覧権限を与える)
  2. エンジニアがブラウザでファイルを開き、要素をクリック
  3. 右パネルの「Inspect」タブに実装に必要なCSSコードが表示される

デザインと実装のギャップを大きく減らせる機能で、エンジニアとデザイナーの協力が格段にスムーズになります。

実際に始めるためのリソース

無料の素材・アイコン

  • Iconify: 10万以上のアイコン(Figmaプラグインで使用可。Plugins→Iconifyで検索)
  • Unsplash: 商用利用可能な高品質写真(Figmaプラグインで直接挿入可)
  • Figma Community: Figma公式コミュニティでデザインテンプレートを無料で入手可

学習リソース

  • Figma公式チュートリアル: figma.com/resourcesにある動画チュートリアル
  • YouTube「Figma 初心者」: 日本語の実践動画が多数
  • Figma Community File: 他のデザイナーのファイルを開いて構造を学べる

まとめ

  • Figmaは無料・インストール不要で今日からすぐ始められるUIデザインツール
  • **3パネル(左:要素一覧、中央:作業エリア、右:プロパティ)**の構造を覚えるのが最初のステップ
  • オートレイアウトで要素を整列・自動調整し、コンポーネントで一括変更できる再利用部品を作る
  • プロトタイプ機能でコードなしに画面遷移のデモが作れる
  • Inspect機能でエンジニアとのデザイン受け渡しがスムーズになる

まずFigmaの無料アカウントを作成し、「架空のアプリのログイン画面」を1つ作ることから始めてみましょう。実際に作ることで、基本操作が自然に身についていきます。


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