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ETFと投資信託の違い:手数料・税金・流動性を徹底比較

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19

ETF(上場投資信託)と通常の投資信託はどう違うのか。手数料・税金・購入タイミング・使い勝手を徹底比較し、初心者にはどちらがおすすめかをわかりやすく解説します。

この記事でわかること

ETF(上場投資信託)と通常の投資信託はどう違うのか。手数料・税金・購入タイミング・使い勝手を徹底比較し、初心者にはどちらがおすすめかをわかりやすく解説します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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ETF投資信託の違い:手数料・税金・流動性を徹底比較

インデックス投資を始めようとすると、必ず「ETF」と「投資信託」という2つの選択肢が出てきます。どちらも株価指数に連動しているのに、何が違うのでしょうか?

結論を先に言うと、初心者はまず投資信託(インデックスファンド)でOKです。ただし、両者の特徴を理解することで、自分に合った選択ができます。


ETFと投資信託の基本的な違い

比較項目 ETF 投資信託(インデックスファンド)
上場・取引 証券取引所に上場、株のように売買 証券会社・銀行で注文、1日1回基準価格で約定
購入価格 リアルタイムの市場価格 1日1回の基準価額(翌日以降)
最低購入額 数百円〜数万円(1株単位) 100円〜(金融機関による)
信託報酬 低い(0.03〜0.5%) 低〜中(0.06〜2%以上)
売買手数料 株と同様に発生(最近は無料化も進む) なし(ノーロードの場合)
自動積立 難しい(一部対応あり) 簡単・自動積立に最適
分配金 自動再投資されない(受取型) 自動再投資可能
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手数料の詳細比較

信託報酬(年間)

商品カテゴリ ETF(代表例) 投資信託(代表例)
全世界株式 VT(0.07%) eMAXIS Slim オルカン(0.058%)
米国株式 VOO(0.03%) eMAXIS Slim S&P500(0.094%)
国内株式 1306 TOPIX ETF(0.066%) eMAXIS Slim TOPIX(0.143%)

驚くべきことに、日本の低コストインデックスファンドは米国ETFと同等かそれ以下の信託報酬になっています。「ETFの方が安い」という常識は、国内インデックスファンドには当てはまらなくなっています。

売買コスト

コスト項目 ETF 投資信託
購入時手数料 証券会社の株式手数料(0〜0.5%) 多くはゼロ(ノーロード)
売却時手数料 同上 多くはゼロ
スプレッド 買値と売値の差(わずかに発生) なし

楽天証券SBI証券では国内ETFの手数料がゼロになっています。ただし、海外ETF(VTI・VOOなど)は購入時に約定代金の0.45%程度の手数料がかかります。


税金の違い

分配金の取り扱い

取扱 ETF 投資信託
分配金の発生 定期的に発生(受取型) 再投資型を選べば自動再投資
分配金への課税 都度約20%課税 再投資型なら課税繰り延べ

投資信託(再投資型)の方が税金の面で有利です。分配金を受け取るたびに課税されず、複利効果を最大化できます。

ETFの分配金は受け取るたびに税金がかかるため、長期の資産形成には不利な面があります。

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流動性・使い勝手の比較

ETFの流動性

ETFは株と同様にリアルタイムで売買できます。

メリット

  • 好きなタイミングで売買できる
  • 指値注文が可能(「この価格になったら買う」設定ができる)
  • 急いで現金化したいときに便利

デメリット

  • 流動性の低い(売買が少ない)ETFは、思う値段で売れないことがある
  • リアルタイム価格で感情的な売買をしてしまいやすい

投資信託の流動性

1日1回の基準価格での取引。翌日以降に約定することが多いです。

メリット

  • 「今日の価格」「明日の価格」で一喜一憂しにくい
  • 長期投資の心理面では有利
  • 自動積立・クレカ積立との相性が良い

デメリット

  • 急いで現金化したいときに少し時間がかかる

NISA口座での使い勝手

観点 ETF 投資信託
つみたて投資枠での利用 一部のETFのみ対象 金融庁認定の投資信託が多数
成長投資枠での利用 国内・海外ETFともに利用可 利用可
自動積立 難しい(手動が多い) 簡単・毎月自動
クレカ積立 非対応 対応(楽天・SBI)

つみたて投資枠での自動積立にはほぼ投資信託が使われます。ETFは成長投資枠での一括購入に向いています。


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海外ETF(VOO・VTIなど)は買うべき?

人気の高い海外ETF(VOO・VTI・VYMなど)は、信託報酬が非常に低いのが魅力です。

ETF名 信託報酬 対応する国内投資信託
VOO(S&P500) 0.03% eMAXIS Slim S&P500(0.094%)
VTI(米国全体) 0.03% 楽天・全米株式(0.132%)
VT(全世界) 0.07% eMAXIS Slim オルカン(0.058%)

信託報酬の差は0.03〜0.07%程度。100万円で最大700円/年の差です。

一方で海外ETFには:

  • 購入時手数料(0.45%)がかかる
  • 分配金に日米両方の税金がかかる(外国税額控除で一部還付可能)
  • NISA内での外国税は還付されない

結論:信託報酬の差はわずかであり、国内の低コスト投資信託の方が「管理のしやすさ・コスト総合」で初心者には有利です。

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ETFを使うべき場面

ETFが投資信託より明確に有利な場面は以下です:

  1. 高配当ETFを成長投資枠で使う(VYM・HDV・1489など)
  2. J-REITに分散投資したい(1343・1555など)
  3. 金ETFに投資したい(1326・1540など)
  4. レバレッジ型ETFで短期投資したい(長期不向き)

これらのカテゴリでは、対応する低コスト投資信託が少ないため、ETFが選ばれます。


まとめ:初心者は投資信託、応用でETF

あなたの状況 おすすめ
投資初心者・自動積立したい 投資信託(インデックスファンド)
NISA つみたて投資枠を使う 投資信託(ETFより選択肢が豊富)
高配当・REITに投資したい ETF
金・コモディティに投資したい ETF
細かい価格管理で売買したい ETF

「投資信託で積立 → 成長投資枠でETFも追加」という組み合わせが、多くの方にとってベストな使い方です。

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