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資産配分(アセットアロケーション)の考え方

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19

資産配分(アセットアロケーション)の基本的な考え方を解説。年齢・リスク許容度別の配分例、株式・債券・現金・REITの組み合わせ方と定期的な見直し方法を紹介します。

この記事でわかること

資産配分(アセットアロケーション)の基本的な考え方を解説。年齢・リスク許容度別の配分例、株式・債券・現金・REITの組み合わせ方と定期的な見直し方法を紹介します。

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この記事の目次

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資産配分(アセットアロケーション)の考え方

投資において「何を買うか」よりも「どのような割合で持つか」の方が重要だと言われます。

これが**アセットアロケーション(資産配分)**です。投資の成果の9割はアセットアロケーションで決まるという研究もあるほど、資産配分は投資の根幹です。


アセットアロケーションとは

アセットアロケーションとは、資産をどの種類・どの割合で持つかを決めることです。

主な資産クラスには以下があります。

資産クラス 特性 期待リターン(目安)
国内株式 中リスク・中リターン 5〜7%
外国株式 中〜高リスク・高リターン 7〜10%
国内債券 低リスク・低リターン 0〜2%
外国債券 低〜中リスク・中リターン 2〜4%
REIT 中リスク・中〜高リターン 4〜6%
中リスク・変動大 インフレヘッジ
現金・預金 無リスク 0.1%以下
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なぜアセットアロケーションが重要なのか

異なる資産クラスは互いに異なる動きをします。これを「低相関」「逆相関」と言います。

経済局面と資産クラスの動き(概略)

経済局面 株式 債券
好況 上昇 下落 横ばい
不況 下落 上昇 上昇
インフレ 上下 下落 上昇
デフレ 下落 上昇 下落

株式が下落するとき債券が上昇することが多いため、両方を組み合わせると全体の変動を抑えられます


年齢別・リスク許容度別の配分例

20〜30代:積極型(高リスク・高リターン)

老後まで30〜40年あるため、短期の下落を耐えられる。株式中心の攻めの配分が合理的。

資産クラス 割合
先進国株式(インデックス) 70%
新興国株式 10%
国内株式 10%
REIT 5%
現金・預金 5%

40代:バランス型(中リスク・中リターン)

老後まで20年程度。そろそろリスク軽減を意識し始める時期。

資産クラス 割合
先進国株式 50%
国内株式 10%
先進国債券 20%
REIT 10%
現金・預金 10%

50〜60代:保守型(低リスク・安定)

老後まで10年以内。元本保全を重視し、安定資産の比率を高める。

資産クラス 割合
先進国株式 30%
国内株式 10%
先進国債券 30%
国内債券 10%
現金・預金 20%

楽天証券 では各資産クラスのファンドを1つのポートフォリオで管理できます。


有名な資産配分モデル

1. 株式100%モデル

若い投資家に適した配分。長期では最も高いリターンが期待できるが、大きな下落に耐えられる精神力と時間が必要。

2. 60/40ポートフォリオ(株式60%・債券40%)

機関投資家や年金基金が採用する伝統的な配分。バランスがよく、長期的に安定したリターンが期待できる。

3. 全天候型ポートフォリオ(レイ・ダリオ)

ヘッジファンド「ブリッジウォーター」のレイ・ダリオが提唱した配分。

資産 割合
株式 30%
中期米国債 15%
長期米国債 40%
7.5%
コモディティ 7.5%

どんな経済環境でも安定したパフォーマンスを目指す配分で、守りを重視した設計です。


アセットアロケーションを決めるための3つの質問

質問1:投資期間はどのくらいか?

  • 20年以上:株式中心でOK
  • 10〜20年:株式60〜70%+債券・現金
  • 10年未満:株式40%以下、安定資産を多めに

質問2:どれだけの下落に耐えられるか?

  • 資産が半分になっても耐えられる:株式80%以上
  • 30%の下落までなら:株式50〜60%
  • 10%の下落でも不安になる:株式20〜30%

質問3:生活防衛資金は確保されているか?

生活費3〜6ヶ月分が預金で確保されていることが前提。これが整っていない段階で積極的な株式投資は避けること。

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リバランスの重要性

アセットアロケーションは「一度決めたら終わり」ではありません。時間が経つと価格変動によって当初の配分から外れてきます。

リバランスとは:年1回程度、元の配分に戻す作業。

例:当初「株式70%・債券30%」で設定 → 株式が上昇して「株式80%・債券20%」になった場合 → 株式を一部売って債券を購入し、70:30に戻す

リバランスによって「高くなったものを売り、安くなったものを買う」という投資の基本が自動的に実践されます。


シンプルな始め方:バランスファンド1本で解決

「複数の資産クラスを自分で管理するのは難しい」という方には、バランスファンド1本が最もシンプルな選択です。

おすすめバランスファンド

  • 「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」
    • 国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・国内REIT・先進国REITを均等配分
    • 信託報酬:年0.143%
    • 自動でリバランスされる

デメリットは自分で配分を調整できない点ですが、シンプルさを優先するなら最適です。

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まとめ

  • アセットアロケーション(資産配分)は投資成果の9割を左右する重要な決断
  • 株式・債券・REIT・金の組み合わせで、リスクを分散しながら安定したリターンを目指す
  • 年齢・リスク許容度に応じた配分が基本(若いほど株式比率高め)
  • 年1回程度のリバランスで当初の配分を維持する
  • シンプルに始めるならバランスファンド1本という選択肢もある

「どれを買うか」より「どんな割合で持つか」が長期投資の鍵です。まず自分のリスク許容度を確認して、適切なアセットアロケーションを決めましょう。


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